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皇太子の婚約者
皇太子の婚約者
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皇太子の婚約者

あらすじ

皇宮の侍女だった私が偶然耳にしてしまった皇太子の秘密。突然姿を消した皇太子の婚約者が本当は男だった!? 「お願いです!殺さないでください!何でもします!」 「何でも?」 力強くうなずくと皇太子が笑った。口封じで殺される危機から抜け出す方法はたった一つ! 「じゃあ、お前にしよう」 「何をですか?」 「俺の婚約者」 そうして皇太子の婚約者(代打)になったのだ。 「2週間後のパーティーを無事に終えられたら生かしてやろう」 皇太子のその言葉だけを信じ懸命に耐えた。そうして無事にパーティーを終えたのだが…どうして私はまだここにいないといけないの?私はただの代打だと思っていたのに。 「俺の婚約者はお前だけだ」 ……それって一体どういうこと!?

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